2017年01月04日

報酬ありきではない職人さんの世界への貢献と心意気

年末年始に見たテレビで、商品の作り手と使い手の交流の番組がありました。

外国のコーラスの指揮者や彫金製作者、そしてチョコレート販売会社の経営者など、その道のプロフェッショナルにとってなくてはならないモノとそれを作っている職人の仕事ぶりを紹介し、互いに交流する内容の番組でした。

一番感動したのは、使用しているプロたちが自分にとってはなくてはならないそのモノへのこだわりとそのモノを作っている日本の職人さんへの尊敬と信頼の気持ちが映像からもよく伝わってきたことです。

互いに知る由もないそれぞれの作り手と使い手が互いの仕事ぶりを知り、また特にそのモノに対する信頼を寄せる使用者の感謝の気持ちに接した日本の職人さんたちの、改めて仕事に対するさらなる高みを目指して頑張る様子がとても印象的でした。
職人さんを尊敬するぷんぷん

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この番組を見て改めて日本という国の特徴はその誠実でまじめな職人さん達が作ってきたのだと実感させられました。

私のような飽きっぽく、なんでも三日坊主の人間からすると、同じことを何十年も、場合によっては亡くなるその日まで一つのことを続けている人に対して、恥ずかしながら尊敬の念よりもむしろ小ばかにしていたところがあり、今にして思うと、大バカなのは自分だったと反省しています。

実は単なる単純作業、同じことをやっているだけではなかったのです。

門外漢の私などからは同じ作業に見えていることが、実は今日よりも明日、明日よりも明後日と新しい工夫や発見があり、日々違う世界を旅しながらより完成度の高いものを求めて日々仕事に打ち込んでいらっしゃるのです。

ですからやることはとてもたくさんあり、その都度気づきがあり、大変な作業の繰り返しではありますが、やはりどこかで自分の仕事に誇りを持ちながらも楽しんでやっておられるのです。

ヨーロッパのどこの国だったか、北欧のフィンランドあたりだったと思うのですが、若い女性だけの由緒あるコーラスグループの指揮者の使っている音叉への思い。
アメリカで成功したチョコレート会社経営者のこだわりの日本風の化粧箱。
そしてイタリアの4000年以上も昔から作られていたという金細工の職人さんにとってなくてはならない金属加工のキサゲという道具などの話が印象的でした。

道具の作り手と使い手が初めてビデオを通じて知り合う時に、互いの尊敬と感謝の念にあふれているのを見たとき、人間の本来持つ誠実さとはなんとも素晴らしいものなのだと思いました。

日本の職人さんの自分の仕事に対する責任感、向上心が世界中の人たちの信頼を勝ち得たのだと思います。

政治家と生活者、メディアと視聴・読者の間には何が必要なのでしょうか?
単に批判するばかりでは何も変わりません。

ともに役割は違えども目指す人生の目的は一緒、少しでも良いものを世の中に活かしていこうとする責任感と信頼感ではないかとこの番組を見て感じました。

くだらないと思う番組が多い中、この番組を企画した関係者には拍手を送りたいと思いました。少し日本万歳すぎて鼻につくところもありましたし、もっと突っ込んだ取材をしてほしいとも思いましたが、それでも今の日本人に必要なヒントがあったと思ったからです。
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posted by ぷんぷん at 17:19| Comment(0) | 先人・偉人からのギフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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