2017年11月24日

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)最終〜

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)最終〜

皆さんも記憶に新しい電通社員の過労死についてメディア各社の報道がありました。

日本メディア界を牛耳る日本のC★Aともいわれる電通が、メディアでブラック企業とやり玉に挙げられ始めたのです。もちろん大手メディアの論調はおとなしめではありました。

それでも電通の批判記事が出たことに、私は驚きました。
あの過激労働で亡くなった高橋まつりさんの自殺に関し、電通が批判される報道がかなり露出し、またその責任を取って社長が辞任、新任社長も経緯の報告と今後の対応など謝罪会見を行いました。

ついにアメリカ奥の院の力も底をつき、いよいよ世の権力、支配構造の変化が起きているのか?と期待でわくわくしたのを覚えています。

まあしかし、これくらいはその筋にとっては許容範囲なのかもしれない、とも感じました。
ただ電通に対する批判など、大手メディアでは私の知る限りではこれまでなかったことです。そんな報道を行ったメディアは、陰湿な痛がらせや広告が入らなくなるので倒産しますから、絶対ありえないことでした。

もちろん一部の雑誌ジャーナリズムでは昔から批判を受けていましたし、作家大下英治氏の「小説 電通」などで昔からその実態は暴露されて来ました。広告業界や電通について知りたい人にはこの小説電通は面白いです。有名ウイスキー・飲料メーカー出身の作家などが実名ではありませんが、読めばあの人か、とわかるエピソードや広告業界の実態がわかり非常に興味深い内容です。

また、今度の東京オリンピック誘致に関する買収も関連会社によるもので、限りなく真っ黒な事件で、フランス検察が動いたのは記憶に新しいところです。

何よりあの福島原発事故が起こるまでは、原子力推進の莫大な広告を殆ど一手に引き受け儲けて来ました。そして今度はまさに死の商人そのままに、原発事故後の未だ放射能に汚染され続けている福島産の野菜などに関して、ジャニーズのタレントを使った広告で、福島を応援しようというCMを流しています。まるで福島の汚染された食品を食べない人は非国民だ、という世論を作ろうとしていて、本当に鬼畜のような自分たちだけはおいしい広告ビジネスをやっています。

CMタレント達は将来きっと後悔する!とぷんぷん

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残念ながら、メディア業界はいまだにインターネット含めて、収益モデルとして広告ありきのビジネスモデルを脱することができていません。
この限りにおいて、メディアの広告枠を半分以上抑えている電通の世論誘導を止めさせることは不可能です。

国民メディアの登場、そして経営とジャーナリズムを両立させるには、最終的にはニュースの受け手である読者・視聴者である国民の覚醒が不可欠です。

ただ唯一例外として、我々の税金と視聴料で成立する、しかも絶大な影響力を持っているのがNHKです。

しかし安倍政権による影響や支配がひどくなり、大事なニュースは流さないだけでなく、大きなウソを報道し、国民を裏切り続いており、国民のための公共放送として全く機能していません。国の関与を排し、せめて英国のBBC並みのジャーナリズムを発揮できるような放送局にしていくのが急務なのですが、一体どうしたらいいのでしょうね。

放送法に縛られている限り、政権や総務省の支配下にあるわけですから、国民が唯一対抗できるのは、受信契約の解約運動しかないのかもしれません。

大手メディアが商業メディアであり続け、そして、独占禁止法に引っかかるはずのメディア支配力を持ってしまった電通という存在がある限り、正常なジャーナリズムが大勢となり国民サイドに立ったメディアが活躍するのは不可能だと思いますが、皆さんは如何でしょうか?
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posted by ぷんぷん at 12:04| Comment(0) | 権力とメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)3〜

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)3〜


メディアを牛耳る電通の凄さはまだまだあります。

例えば有力な広告主の悪いニュースがメディアで出そうになった時、電通みずから圧力をかけるケースもありますが、むしろその前に、メディアサイドが忖度してニュースを潰すことの方が多いのです。

度々この様な記事を書く、ジャーナリストとして頑張る記者やディレクターなどは煙たがれるか、その筋や代理店から圧力があり、社内的に左遷され、いずれ退社していきます。

森友・加計学院に関する政権の関与について、国民が知りたい、まっとうな質問を悪徳官房長官の菅に行い一躍注目を集めた気鋭のジャーナリスト、東京新聞の望月記者も新人のころ、日本歯科医師会の大スクープを書いた後、整理部に飛ばされたと聞きました。

ただ、電通以外の広告代理店では、そこまでのケースは滅多にありません。
というよりその様な力を持っていない、と言った方が正しいのです。ですから電通という広告代理店はやはり特殊な代理店だと言えます。

「メディア支配力=広告と権力」を持つ電通が、日本では圧倒的な存在で、世論をコントロールする実行部隊である事を証明していると思います。

それから、メディアの中では広告局と編集局が中心的な組織なのですが、この二つの部署の間には昔から対立があります。

そうなんだ!とぷんぷん

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簡単に言いますと、
広告サイドにすれば「俺らが稼いでいるから偉そうに記事が書ける」
一方記者たちは「俺たちが書く記事の評価があるからお前らは広告が取れる」
という構図です。

もちろん昔はメディアの中にも筋をとおす記者やテレビマンが多くいて、広告は広告、報道や番組とは違うと体を張っていたのですが、特に政権や大手企業に関する批判記事などに関しては、いまや広告局の意向が反映される状態になってしまったのだと考えられます。

いっそ広告を出す際、企業はたとえ自社の悪いニュースが出ても、広告は続けるという誓約書を一筆契約時にとるのがいいのではないでしょうか?

そうすれば記者は堂々と記事やニュースを報道できます。広告も記事に関しては口に出せない、なぜなら読者からの信頼が落ちれば、部数も減り広告効果もなくなるのですから、と広告主に告げることができるのですからね。

本来報道と広告は明確に違うのですから当たり前のことなのですが、まあ今更きれいごとですかね。

ただ、往々にして、「そこを何とかするのがあんたの腕の見せ所だろ、そのために高い広告料を払っているんだし、できなきゃ他の代理店に変えるぞ!」とごねる企業も確かに存在しするのも事実です。

昔、伊藤忠がテレビニュース番組を提供していたとき、ロッキード事件に関して自社を批判するニュースが流れ、その後番組スポンサーを降りた象徴的なことがありました。確かに、自分でお金を払って提供しているニュース番組で自社の事件を報道されるというのは、マゾでない限り受け入れられない悲劇ではあります。

やはり、広告ありきのメディアの限界ですね。

そういう意味で、NHKの朝ドラで主役の女性が立ち上げた会社のモデルになった、広告に頼らず購読料だけで出版していた、「暮らしの手帳」のような形態が最も理想的なメディアの在り方なのだと思います。
続きます。
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posted by ぷんぷん at 18:26| Comment(0) | 権力とメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)2〜

醜くも哀れな大手メディアの正体9〜メディア支配者 電通(も神通力に陰りか?)2〜


簡単に言えば、電通という広告代理店は、戦後、実質日本を支配する、アメリカ奥の院によって作られたと言っても過言ではありません。

意外と知られていないのが、通信社で有名な共同通信と時事通信、そして電通の三社は、根っこは元々同じ会社が分離して出来た会社でして、それぞれ株も持ち合っています。

つまり通信(ニュース)と、広告を同じ会社がやっていたわけですね。

原則として、ある企業のニュース記事が出るとき、その企業の同じ内容の広告を同日に同メディアに出すことはできません。一応メディアとしては、その企業を全面的に応援しているような印象を持たれるのを避けて、中立を謳っているのです。ですから昔は広告主にとって、今よりずっとイメージ操作がしやすかったことが想像出来ます。

一般的にいって、一定以上の規模がある企業の広告担当者は、何とかして電通に頼みたい、広告をして欲しい、という実態があるのです。今は少しハードルが下がりましたが、以前は最低10億円以上の広告発注がないと受けてくれないほど、まあ偉そうでした。

どうして電通に頼みたいのか?

実はメディアに対して強力な力を持つだけでなく、政権や警察など各方面との太いパイプを持っているため、企業にとっていろいろ便宜を図ってくれる存在なのです。
また、広告を電通に頼むサラリーマンの広告担当者にとっては、上司に言い訳ができるのでとてもありがたい存在なのです。
つまりたとえ思ったように効果が出ない広告であったとしても、
「電通以上の代理店はない!」と言えるからです。

つらくて悲しいサラリーマン!とぷんぷん

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ところで、地方紙、地方テレビ局はもちろん中央の大手メディアは、その収入のほとんどを購読料以外は広告で賄っているがゆえに、広告代理店は非常に重要な存在です。その中でも大手メディアだけでなく、多くのメディアの圧倒的な広告枠を抑えている電通の力は、多分普通の人達にとって信じられたい程で、各メディアの担当者は電通に頭が上がらないのです。

つまり、メディアを生かすも殺すも電通次第といっても過言ではありません。

ですから大手メディアの報道をいくら批判しても無理があります。
この構造を変えるには、購読をやめたり、広告を掲載したりCMを流している企業そのものを非難し、その企業の不買運動を徹底的に行うしかありません。

もちろん電通が世界一とは言っても海外での評価はそれほど高くなく、あくまでも日本が高度成長期からアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国であったことに起因します。また、世界の広告業界での常識は、一業種一社の広告しかできないことになっています。もし競合の会社の広告をやるとなると、当然どちらか一方だけに力が入る可能性があるから当然ですし、第一、競争相手の商品情報が漏れたりする危険性もあります。

しかし、同じ業種、競合同士の会社であっても電通は広告をやれたのものですから、当然売り上げだけは世界一だったのです。

実はこのことで、日本に進出する外資企業ともめたことがあったと聞いています。何せ同業の競合他社の広告を電通はやるのですから、外資としては考えられないことでした。しかし電通以外の広告代理店に頼もうとしても、広告を出したい、特に視聴率の高いテレビ番組などは、ほとんど電通が抑えているため、どうしても電通を頼らざるを得ないという現実に行き当たるのです。

つまり、海外とは違い、日本、特に電通の場合企業との力関係はイーブンではなく、

電通>企業という関係が生まれてしまうのです。

企業が広告を出す時、電通がメディアから広告枠を仕入れる力や価格の安さは、国内二番手の博報堂以下、他の広告代理店とは勝負にならないくらい違うのです。
ですから、どうしても電通が欲しいと考えるクライアントを他の広告代理店から奪う時は、他社では赤字になる様な価格で勝負できるのです。

後で触れる高橋まつりさんの自殺を機に廃止した様ですが、電通には「鬼の十則」というものがあります。その中でも有名なのは「仕事を掴んだら離すな!死んでも離すな!」という熾烈なもので、昔は元旦に社員総出で富士山に登り祈願するという、かなり体育会系の企業文化だったのです。
続きます。
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posted by ぷんぷん at 18:36| Comment(0) | 権力とメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする