2016年08月10日

象徴天皇という名の人権無視

象徴天皇

ビデオで撮っておいたお言葉の放送を見た。

象徴天皇のあるべき姿をこれまでずっと考えてこられ、そのご自分に課してきた責務を遂行し次の時代に繋ぐことを願っておられたのだ、とまず第一に感じました。

父である昭和天皇が開始したとされる第二次大戦。

その後、戦没者や遺族への想いに寄り添うために、皇后と共に全国を回られ、特に沖縄や外地の激戦地域へご自身の体を顧みることなく、戦死者への追悼の旅に出かけられた。

自然災害の多い日本において、雲仙普賢岳噴火による被災地へのお見舞いの姿、東日本震災や最近では熊本地震の被災地へのお見舞いなど、やはり如何に天皇はあるべきか、その悩みを抱え、苦悶されながら、象徴天皇のあるべき姿を探求されてきた結果、ご自身の天皇の勤めに対する責任感が今回の生前退位への想いにつながったと私には思えました。

私はこれまでは、どちらかと言いますと、とても失礼なことですが、お飾りとしての面や右翼の旗印との印象が強く、あまり、象徴天皇の役割やご本人の人間としての苦悩について考えたことはなかったと思います。と言うよりあまり理解しようとしたことがありませんでした。

正月や戦没者慰霊などの国家行事で登場されるお姿をニュースで見る時にしか意識しなかったですし、象徴としての天皇、天皇制について深く考えたことはなかったと思います。

これまで仕事の関係で何回か皇室をお迎えしたイベントなどに関わったことがあり、その際の必要以上の警護やしきたりなどをどちらかと言いますと大変不敬なことですが「ご苦労なこって」とかそのイベントの格付け、お飾りぐらいにしかみていませんでした。

戦後71年の今年は初めてアメリカ大統領が広島を訪れました。
またネットの世界では当たり前の事実として語られてきた、広島、長崎の原爆についての真実がやはり終戦のため、戦争を終わらせるためにとの論が、全くのアメリカの嘘であることをあのNHKもドキュメンタリーがほのめかしていました。

実戦での原爆の実験として実施され、被爆者の治療は行わず、被爆の実験結果の推移を記録するために治療を受けさせない、非道のアメリカ、軍のことも分かってきました。

この夏、広島、長崎の被爆者、遺族、が世界の核保有国に非核を訴えている中、いっぽうで今まさにアメリカなのか、軍関係者なのか、それらの意向に沿って沖縄では理不尽な住民の困難な状況が続いています。

そんな中、今回の天皇ご自身のお言葉の2番目の意図として、いまだに戦争は天皇ご自身にとって終わっておらず、今まさに危険な方向に行きそうなこの国に対して警告しているようなタイミングでお言葉という形を借りて政府をいさめているように思えたのは私だけでないと思います。

それともう一つ考えさせられたのが、日本の象徴である天皇陛下、及び皇后陛下、皇族の方々に思いを馳せると、一般人とは違う境遇の中、まさに人権が保障されていないとても困難な状態におられるのだとの思いを強くしたことです。

今少し、当たり前の人間として、特に戦後人間宣言をせられたのですから、ご自身の意志を表明し、退位についてもお決めになればいいと思いました。政治的だとの批判などまるで、天皇陛下には人権がないと言っているようものであり、憲法よりも基本的人権の方が優先するのは当たり前だと、その意味においても政治やマスコミは自分自身の恥を知るべきだとつくづく思いました。

もし自分が自分の人生を選べないとしたら、どうするだろう?

グレルこともできず、なりたい職業も選べず、プライバシーもなく。。。

生前退位ができない現状では死ぬまで公務に責任を持たなくてはいけない。

やはりこれは基本的人権に背くのではないでしょうか?

オリンピック選手頑張ってますね!
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posted by ぷんぷん at 16:13| Comment(0) | 権力とメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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