2017年05月07日

結び「目に青葉 山不如帰 初鰹」 ならぬ初ジラスを求めて三崎漁港に行ったけれど・・・

結び「目に青葉 山不如帰 初鰹」 ならぬ初ジラスを求めて三崎漁港に行ったけれど・・・


漁船の君江丸直営店のおかみさんから紹介してもらったお店に向かう道すがら、たとえ少し値段が高くて、人が並んでいたとしても、どうせ他も混んでいることだしそのお店にしよう!と決め漁港から少し離れたその場所に向かったのです。

やはり予想通り混んでいるようで、外には30人ぐらいはいたでしょうか。
大袈裟ですが、覚悟を決めお店に入り予約表に名前を記入したのですが、なんと気が遠くなるような数字、36番目でした!

とにもかくにも、もうしょうがありません。どのくらい待つのか、恐る恐るお店の人に聞くと90分ぐらいはかかるかもしれませんとのこと、奥さんにその旨伝え二人とも黙ってしまいました。

まさかこんなに待つことになるなんて、全く思ってもいませんでしたから、改めて自分たちの愚かさ、甘い考えに愕然として外の壁にもたれ、とりあえずお店のそばの喫煙所で一服しました。

お店の前は車が6台ぐらいは優に入りそうな広さのですが、外で待っている人たちはその駐車場を囲むように、壁に沿って座ったり立ったりと、半ば諦め顔でそれぞれの番が来るのを待っています。

良く見ると六人の男女連れは待ちくたびれたのか、座り込んでなんと既にビールを呑んで宴会モードですし、灰皿のそばの店に入る階段で座って待っている二人組の女性たちもお菓子を食べています。この人たちもかなり前から待っていているようですが、折角美味しいもの食べられるのに、と思って眺めていました。

子供連れの家族の子供たちも時間がたつにつれて「おなかすいた、まだあ」と言い始めたのが、1時間ぐらいたった時だと思います。既に午後1時30分ぐらいになっていました。風も出てきたようで、肌寒く、子供たちは走ったり、ケンケンパアなどをし始めました。

これまでの人生で食事をするのにこんなに待ったことは、ありません。
普段は15分も待ったことがないのです。

それでもここまで来たら待つしかありません。
時間つぶしに煙草を何本か吸い、空を飛ぶトンビを眺めていました。
よく考えるとあの「ピーヒョロロ」という生のトンビの鳴き声を聴いたのは初めてかもしれないなどと思いながら待っていました。

もうそろそろかなと思い、トイレを借りにお店に入って順番を見たらあと5組もいるのがわかり、がっくりでした。

それでも、私たちより後に来た人たちも8組はいたと思いますから、みな我慢です。そうこうしている間に、お店の人が受付終了の紙をドアに張りに来たのですが、そのあとからも7,8組はやってきたと思います。みんな、そろそろ空くのではないかとやってきたのでしょう。残念そうに引き上げていきました。

やっと店の人から名前を呼ばれたのは、午後2時半近くで、なんと2時間以上待ったことになります。

体も冷えきっていましたから、まずは熱燗、そしていよいよお待ちかねの生ジラスやマグロなど注文しようとお店の人を呼んだのです。

が、しかし!なにぃ!!

なんと生ジラスがないのです!!!

そのためにわざわざ三崎漁港まで来たのに!生ジラスがありませんと!!

オオ マイ ガッ!なぷんぷん

IMG_0096.JPG


よっぽど日頃の行いが悪いのか!!!

そのあとから私は不機嫌だったようで、奥さんが後で怒っていました。
しかし、ないものはしょうがないので、サザエのつぼ焼きやらマグロ、光り物など寿司を食べました。


ただ、地元の人が勧めるだけあって味はとてもよかったのが、救いでした。特に春先のマグロは中トロより赤身がうまいと知りました。

やっと一息ついた時、ふと私たちの後から入ってきたお客さんたちを見ると、注文の時何やらチッケットを出しているのです。なんと駅のバス停で並んでいたときOL達が持っていたパンフレットなのです。話を聞いていると三崎口のマグロ丼がついた周遊チケットのようで、店内のお客はみなそのチケットで食事をしているのです。

後で聞いたのですが、キャンペーンで三崎港界隈の多くの食事処で食べられる食券みたいなもののようでした。ただし、混んでいるときは40分以内で食べなければいけないとのことで、やはり私たち酒呑みには無縁のものでした。

まあ時間も気にせず、ゆっくり寿司と日本酒を堪能し、店を出たのが4時頃でした。

先ほどの漁船の君江丸の直売所によって、せめて生ジラスを買い求めてと思ったのですが、こちらもすでに売り切れということで、結局生ジラスの沖付けを買い求め、バス停に向かいました。

帰りのバスは10分ほど並んで乗れたのですが、渋滞で、結局20分ほどのはずが、1時間20分も立ちっぱなしで、やっと三崎口駅に着いたときは日本酒が回ってきて足がもたついておりました。

結局家に戻ったのは夜の8時頃で、写真一枚も取らず、ただただ生ジラスを求めて一日かけてわざわざ三浦半島の先端まで行ったのですが、目的の生ジラスも食べれない、そして待ち時間と立ちっぱなしの長〜い、くたびれた一日でした。

唯一の救いは、翌日買ってきた生ジラスの沖付けが炊き立てのご飯にとっても合い、おいしかったことです。

三浦半島沿いの車窓に見えた青葉は美味しそうな春キャベツ畑

三崎の海で鳴いていたのは山ホトトギスならぬトンビ

そして今回の旅の目的であった、初鰹ならぬ初ジラスは食する事はかないませんでした!
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posted by ぷんぷん at 10:46| Comment(0) | 電車な人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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