皆さんにとって良いお年が訪れますように、そして私にも!!
新年の初もうでに人生初めて一人で出かけたのですが、例年に比べて温かかったせいか人出が多いように感じました。
やっぱり日本のお正月の初詣はいい習慣というか、とても日本らしい行事だなあと妙に客観的な目で眺めてました。
もちろん、一人でお参りすることの意味を電車や参道の砂利を踏みしめ、去年の自分の行いを反省しながらでしたが、やはり初詣に行くほとんどの人たちはカップルや家族連れでした。
電車で小田急の参宮橋から私はお参りしたのですが、夜の12時前だったか3歳ぐらいの男の子を連れた若い家族連れが代々木上原から乗って来ましてね。
まあかわゆいと言うか、多分家を出かけるときは寝ていたの起こされて、お父さんとお母さんに連れられて電車に乗ってきたと思うのでが、
電車が動いたとたん
「抱っこ」「ねんね」「抱っこ」「ねんね」「抱っこ」「ねんね」の連発でお母さんの腰あたりにまとわりつきながら半分寝ているんですね。そうしていると若いお父さんが、しゃがんでその子に
「もうすぐだから、ネッ、そしたら神様に会いに行こうね。○○がいい子にしてたらきっとお年玉をくれるよ!」
とかなんとかいって何とか寝かせないように話かけているんですね。
多分、抱っこしてしまうと寝てしまうんだと思っているようですが。。。
表参道から行くよりは参宮橋のほうから行くほうがだいぶ近いとは言え、手をつないで行くのにはかなり厳しいと思うんですけどね。。。
そんな光景を見ていると日本は家族が一番大事なんだなあと思いました。
欧米の個人主義的で男が女や子供を所有物みたいに扱う文化世界観の人たちとは違い、日本の場合は家族が中心で、役割として男が外に働きに出て、女が家事をやり子供を育てていく世界なんですね。
もちろん私のように別居していたり、病気や事故で伴侶をなくしたり、独り身の男女とかみんなが複数で家庭を築いているわけではないですが、そうそう最近では同性で家庭を持つなど様々な形が増えていますが、やはり日本的な幸せというのは家族が基本でその周りに神社やお寺を中心に地域ができて、たとえ一人の家であっても地域の人とつながっていて、何かしら共同意識がある生活空間が広がっていくような感じが一番穏やかな生活なんじゃないかと感じた次第です。
しかし!
そんなこと感じている自分なのに、実際は家族として大事な奥さんがいながらつい何かの機会があればよその女性に目が行って、その先まで行こうとしてしまう。。。
でもこれからの人生何が一番大事なのかと自問すれば言わずもがななんですけど、でも何処かでばれなければいいじゃんとか。。。ああ男であることは面倒で勝手です。
欧米では子供は18歳で家を出ることになっているし、その後は夫婦としてよりも男と女の関係が基本なので、毎日「愛しているよ」とか、夜の営みも結構な年齢まで続いているらしいのですが、日本の場合は子育てが長く、いつの間にか男と女の関係よりも、お父さん、お母さんに変質してしまうからでしょうね。
それにしても別居中の奥さんに素直になれず、いまだに謝れずにいる自分にうんざりしております。

