昨日9月1日は防災の日でした。
朝のJ-WAVEをいつものように聞きながら朝食をとっていましたら、防災の日ということで東京の主なラジオ局が共同で震災時の放送体制・サービスについてアナウンスしていました。
また、東京都が作り話題となった防災の本と同様に私の住んでいる隣の狛江市の狛江防災という本が話題になっていると取り上げていました。
特長は市の女性スタッフが中心になり作成したということで、乳児を抱えるおお母さんや女性目線で災害時の課題などをより詳しく、使いやすく工夫したものということでした。
また、今日も番組でカビラジェイさんが渋谷区で今週末行われる防災イベントについても紹介していました。
なぜこの件を取り上げたか?
と言いますと、今回は防災の日という国が進めている行事ですから、関係省庁の広報担当が記者クラブなどを通じてマスコミに情報を発表しているのですが、各自治体も関連する独自の情報をやはり記者クラブを通じて流しています。
ですから多分、J-WAVEのネタ探しをしていた担当の人は東京都や狛江市などが各自治体の記者クラブで発表した資料などを参考にして番組で取り上げたのだと思います。
つまり、パブリシティをしてみようと思う時、皆さんが最初に疑問に思う
「どうやってメディに接触したらいいのだろう?」
の答えの一つが記者クラブを利用するといいですよ、という事をご紹介したかったからです。
キューピーの件と同様に、なぜ狛江市の話題をラジオ局が伝えたか?とパブリシティに興味のある方は疑問がわきませんか?
記者クラブと言うとなにやら仰々しく、一般の人には当遠い存在だと思われがちですが、
全国の県や市単位で主な全国の新聞やテレビ、ラジオ、また地元の新聞などが加盟し取材情報収集の拠点にしている記者クラブがあるのです。
大きな都市ですと商工会議所などにもありますので、このことを知っている企業や個人の方は利用しています。
但し、どこの市役所にも記者クラブはありますが、記者の人数に限りがあり、いくつもの記者クラブを掛け持ちしていますので、いつも加盟マスコミの記者が常駐している訳ではありません。
しかし、市の広報関係部署を通して申し込めば、よほど発表、紹介したい情報が皆さんの地域と関係ない情報でない限り、皆さんの資料を受け付けてくれ、記者クラブのメンバーに資料を渡してくれます。
是非一度ご利用されるのをお勧めします。
もし、資料をみて皆さんに記者がコンタクトを取ってきたら大チャンスです。
その縁を切っ掛けに知り合いになると、記事にしてくれるだけでなく、色々な情報や何か特集をしたい取材テーマを抱えていますから、皆さんの持っている情報や事業などに関心を持ってくれたら、力になってくれるはずです。
記者と懇意になるにはいろいろなノウハウがありますが、やはり彼らは同僚の記者とネタを探し競争していますから、皆さんが記者にとっても情報源として頼りになるブレーンになってくれれば大事にしてくれること請け合いです。
是非チャレンジして見てください!

