2019年12月17日

四十九日 二拝二拍手一拝で父を悼む叔父

一昨日の土曜日が父の四十九日のため九州に行ってきました。


四十九日の法要は菩提寺の住職が父をよく知る人で、説法も父の人なりや生前の私たちの知らないいろいろな話をしてくれて、とても心のこもったもので、住職に感謝しました。

また父方、母方の親戚も数は少なかったのですが、懐かしい叔父や叔母なども参列してくれてやはり故郷でやってよかったと感じた次第です。

というのも、実は住職の次男が横浜の寺に婿入りしていて、お通夜も葬式も上げてもらい、一時は墓をこちらに移してしまおうかと考えていたのです。

思えば私たち転勤族だけでなく、今では核家族化が進み、また親戚縁者も全国に散らばっている人がたくさんいる時代になりました。

最近では葬式だけでなく結婚式も家族だけ、場合によっては本人たちごく限られた人たちで済ますケースが増えていると聞きます。

そんな時代にあって、父の生まれ故郷に骨をうずめることができ、本人も喜んでくれたのではないかと思った次第です。

ところで父は長男だったのですが、養子となった人で、家は代々神道でした。一つ違いの弟の叔父も来年は90と高齢で、つい最近入院していたようなのですが、耳は遠くなりましたが、どこか私の父と所作が似ていて、なんとも言えない懐かしさを覚えました。

実は焼香のさい、一瞬 叔父もぼけたか?と思い、思わず、笑いかけたのですが、なんと神式の二拝二拍手一拝をやったのです。しかし住職は背を向けていましたし、拍手は音を立てずにやっていました。伯父としても気を使ったのはわかりました。

きっと叔父は叔父なりに自分の送り方で父を偲びあのような神式が自然とでたのか、それとも何か特別な想いや意図的があってのことなのか、後で確かめようとも思いましたが、止めました。

宗教は人を救うのそれとも迷わすの?とぷんぷん

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私の妹はカソリックで洗礼を受けています。また私の家内の実家は浄土宗ですし、私は信心の全くない浄土真宗です。

宗教について私は全く分かりません。が、故人を偲ぶやり方を人から強要される筋合いはないと考えています。

それぞれの宗教や宗派によっていろいろ決まりごとがあり、厳格な家では叔父のやり方はありえないのでしょうが、仏式の場で二拝二拍手一拝の姿には違和感は伴いましたが、なぜかとても静かに父を悼み、偲ぶ叔父の想いを感じることができ、暖かい気持ちになりました。

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2019年10月29日

父が逝った

父が逝った


一昨日の夕刻、父が亡くなってしまいました。肺がんで、90歳でした。

2年ほど前、大腿部のガンの手術を受け入院したのですが、肺への転移が見つかり、医者が言うには体力的に外科手術は難しく、薬の投与しかないといわれました。

家族としてはできるだけ長生きしてもらいたいと思ったのですが、父は好きな焼酎を飲んで最後を迎えたいと頑として譲らず、病院での長期入院を断り自宅で過ごすことになったのです。

簡単に言いますと治療はせず、どうしようもなくなるまでは自宅で普通に過ごすことになりました。医者には長くて半年といわれていたのですが、思ったより経過もよく結局2年ほど好きな焼酎を飲み往生できたのはよかったと思います。

先週のはじめに、急に具合が悪くなり近くの総合病院に入院することになりました。医者が言うにはそう長くはないと告げられ、母含め私たち親族は覚悟を決めたのですが、3日ほどは意思疎通もでき落着た状態だったので長期入院になるかもしれないと思っていました。

そんな中、先日の日曜日に、主な親族関係がたまたま揃って見舞うことができました。呼吸は苦しそうでしたが、意思の疎通もでき孫たちも元気になってね、と声をかけ、それを父は確認できたようでした。今思えば父なりに皆への別れができたのかもしれません。昼過ぎには皆安心して病院を退出し各自家路についたのです。しかしその後数時間たって病院から、様態が急変して危ないので来てくれという電話があったのです。

覚悟はしていたものの、さっき見舞ったばかりでなんで、と思いましたが、とにかく病院に駆けつけるのと、きょう見舞いに来た妹などに連絡したのですが連絡がつかず、とりあえず留守電を入れ、私は病院に駆け付けました。
しかし残念ながら死に目に会えたのは母だけで、私は間に合いませんでした。

その時から、病院、死亡診断、葬儀社、親族との今後について話し合や実家のお寺が九州の田舎のためお通夜や告別式をどうするかなど一挙にやることが押し寄せてきたのです。

また結局妹と連絡がついたのが3時間後ということで、その件でも気がめいる事態が起こりました。

どこまでやればいいのか、故人への死を迎えた各人の純粋な思いをどうすればいいのか?

そんなことにはお構いなく、葬儀の手配や火葬場のスケジュールやら、高齢になった九州などの親戚とのやり取りなど含め、いろいろ段取りや確認というまるで事務処理に追われている状況なのです。

そんな悲しい気持ちに浸る間もなく、こまごまと雑事をこなさなければいけないことにいら立っている自分がいます。

父の死をどのように迎えたらいいのか、行政への手続きへの疑問・怒り、いずれ来る自分の死にどのように備えるか、などなど落ち着いたらまた書いてみようと思います。

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2019年10月22日

ブレイブ・ジャパンからの贈り物

ブレイブ・ジャパンからの贈り物


ラグビーW杯ブレイブ・ジャパンの快進撃は決勝リーグ、ベスト8で今回は終わりました。
このひと月間、毎週末の彼らの大活躍に興奮し酔いしれました。
身も心も限界まで戦ってくれて、選手の皆さん本当にお疲れさまでした。
ありがとう!

海外含め多くの人たちが南アフリカとの準々決勝を見たと思います。

特に日本人はNHKが7時のニュースに続いてこの試合を放送したので、関心のなかった人たちも見たかもしれません。

視聴率は40%以上だったそうです。

最近のテレビ離れの中、20%以上あればものすごいといわれる中、まことに驚異的な数字です。先日のスコットランド戦は最高視聴率が52%強という信じられないほどの視聴率でした。

前半は5対3という僅差で何とか食らいついていた日本でしたが、これまでの試合の展開とは違い、相当厳しい戦いになるなあ、と感じてしまいました。

毎週末連続でなんと5回目の試合でした。
決勝リーグは2週間ほど時間を空ける必要があったのでは、と感じます。
対戦相手の南アフリカは2週間あったようです。

とにかく日本代表の疲れは最初から見て取れましたから、残念です。

後半は雪崩を切ったような南アフリカの厳しいそしてパワフルな攻撃に、日本側はいつ崩れてもおかしくない状況になってしまいましたね。

いつもの鋭いパスワークや両ウイングの松島、福岡選手のランを見ることができませんでした。

前回のW杯で世紀の番狂わせと称賛された南アフリカへの勝利が頭にあり、また世界第2位(直前まで1位)のアイルランドや強豪のスコットランドを破って4戦全勝で決勝リーグに進出していましたから、このままいけるのではないかとどこか期待していたのですが負けてしまいました。

シロートの私から見て、完敗だったと思います。俗にいう力負けというのでしょうね。

しかし、前半に福岡選手が抜け出し、もう少しでトライというシーンがありました。残念ながらタックルで倒されてしまいましたが、ちょっと後ろに松島選手が走っていたので、いつものパスを出し、つながっていれば、1トライで試合の流れが変わったように思えます。

たら れば のない厳しい本物の世界なのさ!とぷんぷん

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後半になると日本の主力選手たちがどんどん交代していき、かなり疲弊しているのがわかりました、一方南アフリカはミスも多かったのですが、途中からなり振りかまわず、キックで得点を重ねることで勢いを増してきました。特に2mを超えるフォワードの背の高さでラインアウトを制し、その後のモールで押し込む形で圧倒しました。

言いたくありませんが昨日の試合はパワー、体格の違いが決定的でした。

試合のあと、これでもう日本代表の胸のすくようなラグビーが見られなくなるのかと思うと残念というよりも喪失感のほうが大きく、ボーとテレビを眺めていました。しかしきっと次のW杯には、また創造性を発揮し体格差を克服してさらに魅力をアップしたジャパンラグビーを見せてくれると思います。


前回のW杯では世界のラグビーファンには惜しまれながら、勝ち点の差で3勝1敗ながら決勝リーグに進出できなかったのに比べ、今回は地元日本開催のプレッシャーの中、予選は4勝全勝と見事Aグループ1位で決勝リーグに進出、サッカーより一足先に世界の表舞台に躍り出ました。

今更ながら4年間の彼らの想像を絶する練習と努力を考えますと、まことに見事というほかありません。

競争には勝ち負けがつきものです。

しかし勝てばいいという姿勢だけでは見るものに感動を与えることは絶対にありません。

私たち日本人だけでなく世界中の人たちが感動したのは、彼らブレイブ・ジャパンの選手たちが見せたスキルはもちろんですが、彼らの示した誇りや勇気に裏付けされた気高いスポーツマンシップがあったからだと思います。

そこには見る者すべての心を打つ美さ、そう美学がありました。

きっと今回のブレイブ・ジャパンの試合を見た子供たちは、ラグビーの面白さや選手へのあこがれを抱きラグビーを目指す子が沢山出てくると思います。

そして大人にも、忘れていた何かに打ち込む情熱や相手への敬意、そしてルールに則ったフェア精神の大切さを思い出させてくれたと思います

まさに今の日本が失いつつある大事な価値観を思い出させてくれる、何物にも代えがたい教訓、ギフトを与えてくれました。

大活躍した金太郎のような怪力男、No8の姫野選手もさすがに南アフリカ戦では3人がかりで止められてしまいました。
しかし、スポーツ紙の記事だったと思うのですが、恩師の教えを胸に次回はもっと強くなると頼もしいことを言っていました。

「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」
-哲学者ウィリアム・ジェームズの言葉-

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