以前テレビかラジオの番組だったと思いますが、物まねから始まり、すでに芸術の域に達したあのコロッケさんがとても素晴らしいことを話していたことを思い出しました。
今年も、売国大手メディアはいつものようにもっともらしい10大ニュースなどを垂れ流す時期ですね。
私なども平成最後の年の瀬を迎えるにあたり、この30年間をどのように振り返り、新たな年と元号を迎えるのか、このブログでも書いてみたいと思うのです。しかしどういう視点を持てばいいのか、また個人ブログとして誰を読み手として書けばいいのかわからないのが正直な気持ちです。
そんなことを悶々と考えていたとき、メモに書き留めて置いたコロッケさんの言葉を思い出しました。
彼の投げかけた言葉は今日のタイトルだけではなく続きがあります。
「やってみるか、やらないか」
「できるか、できないか」
コロッケさんがこのことに気付いたのは、当時物まねで一気にテレビ芸能界を席巻し、人気絶頂を迎えた時、ふと我に返って考えたといいます。
「物まねブームに乗っているだけだとあとは落ちるだけ。
だからこのままポジションを維持し続けるためにも、次の芸、チャレンジを考え、新しい技を開発する必要がある、と考え努力してきたと思います。
だからたぶん今の自分があるのです」と。
やはりひとかどの人物、何かを成し遂げる人は違うなあと感心しました。
彼が言っていることは、言われてみればそんなこと知っているよ!という人は多いかもしれません。しかし、最初の「気づくか、気づかないか」つまり常識や他人事で暮らしていると、視野を広げ、またいつもとは違う視点を持つことはかなり難しいことです。
先日の安倍政権の支持率なんか、私はフェイクだと信用していませんが、もしかすると売国メディアの垂れ流す支持率をなんの疑問もなく信じる人は10%ぐらいはいるかもしれません。
そして何かしらの気づきがあったとしても、それを「やってみるか、やらないか」、つまりチャレンジすることはもっと大変です。
下手にやっても非難されるのが落ちだ。それよりは無難に仕事をこなし、また与えられた現状や環境をうまく泳げばいい、となりがちです。これこそゆでガエルの喩えのごとくいずれこのままですと日本人も日本も終わりです。
そして多くの人が挫折するのがせっかくチャレンジしても、最後までやり続けるモチベーションの維持と努力ができない、という点です。
つまり「できるか、できないか」という最後の砦を乗り越えるのは、才能だけでなく不断の努力、創意工夫により磨かれた技術や実力が必要になるからです。
コロッケさんのこの言葉を多くの日本人に年末年始に味わってもらえたらいいなと思い、ブログに書いてみました。
しかし「金だけ、今だけ、自分だけ」のアメリカ奥の院に盲従しぶら下がり続ける、政・財・官そしてメディアの連中は一体どこで道を間違えてしまったのでしょうね?

