2016年09月30日

2100年の科学ライフ

先日仕事関係の人たちと呑んでいる時に、話題になったのが、最近の大手企業では事業に直接関係ないことも含めた未来予測が重要視されている、という話になりました。

その中で、経済学や社会学系はかなり恣意的で当てにならないね、という話になりました。

理由はもちろん前提条件が変われば予測しにくいし、場合によっては、俗に言う支配者層と言いますか、権力者やマーケットを自分たちに有利なように世論誘導したい人たちが、意図的にそのような本を企画・出版しているのかもしれませんしね。

そんな話の中、紹介されて今読んでいるのがミチオ・カク氏という日系の理論物理学者が著した「2100年の科学ライフ」という2100年までに科学は私たちの生活をどう変えるのか?をテーマに書かれた本です。

私達が今まで見たことのある映画、例えばバックトゥザフューチャーやジェラシックパーク、ブレードランナーなどの話を交えながらとてもわかり易く、面白い本だと思っています。

ざっくり紹介しますと、時期を2030年まで、2030年から2070年、それ以降から2100年の各段階で、コンピュータや人工知能・医療・ナノテクノロジー・エネルギー・宇宙旅行・富・人類などの未来について、最後は2100年のある日という順に、現在の技術はどのように発展し、日常生活がどのようになるのかなど、「未来」の世界を物語る、といった内容です。

まだ、半分も読めてないのですが、というのも医療や遺伝子に関するところなどは文系の私には基礎知識と理解不足のため中々前に進むことができない状態なのですが、とても面白く何度も読み返すことになるだろうなと期待してます。

まだ途中ですが、人工知能やロボットに関してどこまで進化するかについての考察が書かれている箇所で、

感情を持つロボットが登場するかもしれない可能性に触れているのですが、この感情についての考察が面白いのです。

作者いわく、昔から学者もSF作家も感情の本質は決してわからない、と言われているそうです。

しかし現在感情に関して色々な研究のアプローチがあり、南カリフォルニア大学の神経学者アントニオ・ダマシオ氏が脳の損傷や病気の患者を調べて

「脳内の思考と感情を司る部位の結合が切れている人たちは、感情を表現しづらいことを除けば他は我々と同じだった」と述べています。

つまり、
「その患者の人たちにとって例えば、買い物は苦痛だ」と、

値段やデザインなどいろいろな選択肢がある時、どれにするか選ぶことができない、選ぶのが苦痛だという事なのだそうです。

どれもみな同じ価値として認識してしまい、いろいろなバリエーションに対して判断がつかない、感じることができない。

つまり、感情というものの主な目的の一つは、

「私達に価値観を与え、何が重要で、何が高価で、何がかわいくて、何が貴重なのかを決められるようにすることなのだ。感情がなければ、全てが同じ価値になり、無数の決断がどれも同じ重みで身動きが取れなくなってしまう。」原文のママ

今の人工頭脳のレベルは、まあ簡単に言えば如何に人間の動きや反応を高度に真似できるか、であって、いまのところ人間のように自分で判断、学習できるようなロボットにはまだまだ程遠く、ゴキブリにも太刀打ちできないそうです。

人間関係もコミュニケーションもブランドも仕事なども、全ての活動で様々な判断、決断をしている訳ですから、この感情という能力、要素が非常に重要なのだと気づかせて貰いました。

脳は大きく3つの段階があり、一番下等な例えば蛇などは相手と目を合わせる時、蛇は相手が餌かどうか、つまり食べられるのか否か、ということ以外は何も考えていないそうです。

我々の世界でも政治やメディアだけでなく身近な知人の中にも同じレベルの、人間の形はしているけど随分と蛇のような人がいるように感じるのは私だけではないのと思いますが、如何でしょうか?


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posted by ぷんぷん at 16:16| Comment(0) | 心と体のビタミン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月14日

せめて国連は、スピルバーグの「戦火の馬」とか「火垂るの墓」の上映会でもやれ!!

スピルバーグ監督の「戦火の馬」をたまたま9月11日に見ました。

とてもいい映画です。

随分前に一度見たのですが、後でじっくり見たいと思っていた映画です。
何ともいい映画、と言いますか、人間はやっぱり基本的には性善説の動物なのだ、と。

だけど集団で何か権威とか、権力者とかがしゃしゃり出て来て、騒動に巻き込まれると、理性とか法とか、管理者側の理屈や力が平気で理不尽なことを一般の人々にやらせてしまう。

最もその最大のものがやはり戦争ですよね。

今も世界各国のいろんなところで、紛争や戦争が起こっていますし、その前兆として戦争がないと困る、戦争関係の利権を持つ人間がテロなどをしかけています。

国連も全く力がないというよりも、なにもできないということがとっくにばれていますよね。

そんなことを9月11日にぼうっと考えながら、何かいい映画がないかなあと録画している中から、そういえばと思い出してのが「戦火の馬」でした。

大まかなストーリーは第一次世界大戦の直前、イギリスの農家の小作人が本当は農耕馬を買うつもりで、セリに行ったのですが、とてもきれいなサラブレッドがセリにかかった時、気に食わない地主もセリに参加してきて、つい競り合って高いお金で落札してしまったんですね。

奥さんはカンカンで、しかし一人息子はとても気にいって世話をしていきます。
それからいろいろあるのですが、結局売らざるをえない状態になった時、戦争が始まりその馬を気にいった軍人が買い求め、戦場に出征します。
そしてその後、その馬が数奇な運命をたどって行く、という大まかなあら筋で、全部書きますとネタバレになってしまいますから、この辺でやめておきます。

そんなストーリーの中でドイツ軍とイギリス軍が対峙している戦場でのシーンが私にはとても印象的だったのです。

兵士はたとえ敵味方であっても、同じ気持ちを持っているとこが象徴的に出ていたのが、その対峙して銃撃戦がまだ始まっていない緊張している戦場に、あの馬が迷い込み鉄条網に絡み取られ動けなくなった時のことなのです。

まずはイギリス側から兵士が白旗を上げながら、馬のところに行き助けようとする、その後すぐドイツ側からも鉄条網を切るハサミを持って兵士がやって来るんです。

戦場の真ん中でお互い敵同士として、対峙している時にです。

二人はどうやって馬を助けるか話し合うのです。
そこからのシーンが何とも言えない、一瞬の奇跡と言いますか独特の柔らかい空気感があるのです。

まるで友達同士が話しているような感じで、イギリス兵は素手のためもう一つハサミがあればいいよね、なんて話していたら、ドイツ側の壕からハサミが5、6本投げ込まれるシーがあるのです。
なんかいいな、と感じるシーンです。

そして、無事に馬が助けられ、別れ際に互いに兵士は名乗ります。

多分戦争がおわったら、きっと会いたいとの思いを胸に互いの陣地に引き上げていくのです。

この一連のシーンを見たあと感じたのが、テロや戦争を起こす、しかける連中に、アニメの「火垂るの墓」やこの映画を見せることぐらい国連はやれよ!と思うのです。

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posted by ぷんぷん at 18:11| Comment(0) | 心と体のビタミン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

フジテレビ ドラマ「HOPE」がストレスなく、気持ちいい

最近のテレビドラマにしては、ストレートに仲間や仕事に立ち向かう、上司や先輩などとの交わりなど、わかりやすく、心に響いてとてもいいです。

年のせいかもしれませんが、あまりにも世の中が理不尽で人間味が薄れていると感じる最近の風潮のせいか、多少臭いストーリーではありますが、また見たいなあと思ってしまいます。

アイドルグループ、ヘイセイジャンプの中島君は主人公を好青年そのままに演じており好感が持てます、きっと役者としても成功していきそうな感じです。

あと、松嶋菜々子さん主演の「営業部長吉良奈津子」もいいですね。

子役の子がとても自然なかわいさですし、こちらも非常に勧善懲悪的な中、ありがちな夫の浮気や企業不祥事ののしりぬぐい、それに絡む理不尽な役員からの仕打ちなど、HOPEに比べるとちょっと薄っぺらいところは感じつつも、

最後に正義は勝つ!

みたいな進行内容で見ていてストレスがなく、元気になります。

最近ではニュースが本当に大事なことを流さず見ていてストレスを感じてしまうので、仕事がら見なくてはいけないのですが、ついつい文句を言って、不愉快になると消している自分がいます。ですから最近はBSの旅行ものとスポーツしか見なくなりました。

番組改変時期にいくつか面白そうで、お気に入りの脚本家や役者の出るものは見ていますが、最後まで見る番組は本当に少しです。1クールで終わってしまうスタイルをどこかのタイミングで変えて、1年とはいいませんが半年ぐらいじっくりとやってみてはどうなんだろうと思ったりします。

ただ、最近はスポンサーも広告するメリットがだんだんなくなってきていることや、役者のスキャンダルやスポンサー自体の事件事故などが起こると番組を中止しなくてはいけなくなる場合など様々なリスクがあるので、難しいのかもしれませんね。

ただ、マーケットがアメリカのように大きくないと番組の使いまわしやDVDとしての2次販売や外国への販売などが今の日本の場合だと見込めないため厳しく、マイナスの循環に陥っているのかもしれませんね。

もう少しじっくり、原作の本、ホンのテレビ番組化、漫画化、映画化、など日本的なテイストが世界市場でも受け入れられて始めているのですから、しっかりした取り組みでしかも長期視点に立ってエンタテイメントの振興が図れる工夫があってもよさそうだと思います。


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